中学1年生のとき、
うちの子の内申はDランクでした。
その後、中学2年生でCランク、
中学3年生ではBランクまで上がりました。
何か特別な勉強法を取り入れたわけではありません。
家庭で一番意識したのは、
「次の評定に上がるために、何が足りないのかを把握すること」
でした。
内申点というと、
「先生に気に入られないとダメでしょ?」
「定期テストで点を取ればいいんでしょ?」
と思ってしまいがちです。
私も最初は、そんなイメージでした。
でも、実際に成績の付け方を調べると、もう少し具体的に対策できることが分かりました。
今回は、Dランクだったうちの子が、Bランクまで上がる過程で、家庭で実際にやったことを書いてみます。
評定は定期テストだけでは決まらない
まず知っておきたいのが、
評定は定期テストの点数だけで決まらない
ということです。
わが家の中学校では、
- 定期試験
- 小テスト
- 単元テスト
- 提出物
- 授業中の課題
など、それぞれの結果が家庭でも確認できるようになっていました。
そして、それぞれについて評価が積み上がっていきます。
例えば、
ある教科について各評価を見たときに、
「テストは十分なのに、提出物だけ評価が低い」
という状態なら、次に改善する場所はかなり分かりやすくなります。
つまり、
評定を上げたいなら、まず「何が足を引っ張っているのか」を探す。
わが家ではここから始めました。
評定を1つ上げるには「何が足りない」のか考える
例えば、各評価項目を見て
「もっと勉強しなさい」
と言っても、子どもからすれば何を頑張ればいいのか分かりません。
そうではなく、
テストは十分取れている。
でも提出物の評価が低い。
と分かれば、やることが具体的になります。
逆に提出物は十分なのに単元テストが弱ければ、そこを重点的に対策する。
わが家では、成績が開示されるたびに、
「次の評定へ上げるには、どこを改善すればいい?」
という見方をしていました。
内申点を一つの大きな数字として見るのではなく、細かく分解して考えたわけです。
わが家の弱点は「提出物」だった
そして、わが家の場合、明確な弱点がありました。
提出物です。
テストでは比較的点数を取れるのに、提出物で評価を落とす。
これは親から見ると、かなりもったいない状態でした。
そこで家庭では、提出物そのものの内容だけでなく、
「そもそも未提出にしない」
ところから管理することにしました。
提出期限を確認する。
いつまでに取りかかるのかを決める。
期限直前になって慌てないようにする。
提出前には、誤字脱字や記入漏れがないか確認する。
ほんの小さなことです。
でも、
テストであと10点上げるより、提出物の取りこぼしをなくす方が簡単な場合があります。
ここはかなり意識しました。
「提出すればOK」ではなかった
ただし、提出物は出せば満点というわけではありません。
ここも重要でした。
同じ課題を提出しても、評価には差がつきます。
そこで私がやったのが、
「どうすれば、この課題で高い評価になるのかを先生に聞く」
ことでした。
PTAや部活動などで学校へ行く機会が比較的多かったので、教科担当の先生と話せる機会があれば、
この課題って、
どういうところを評価していますか?
5の評価になる子とは、
どんなところが違うんですか?
ということを聞いていました。
これは先生に評価を上げてもらうためではありません。
評価されるポイントを
親子で理解するためです。
先生に聞くと「何を頑張ればいいか」が具体的になる
例えば美術なら、単に絵の上手さより、
課題のテーマをどう表現したか、
色や構図をどう工夫したかを説明できるか
といった部分が評価されるそうです。
音楽も、単に歌や演奏の上手ではなく、
曲の特徴を理解しているか、
自分なりにどう表現しようとしたのか
といった部分が加点ポインとのこと。
※これは評価基準の一例です。実際の評価方法は学校・教科・先生によって異なります。
こうしたことを知ると、
「もっと頑張れ」
ではなく、
「この課題では、ここを意識してみたら?」
と具体的に話せるようになります。
ここはかなり大きな違いでした。
評定は「攻略」ではなく「採点基準を知る」
こう書くと、
「先生に聞いて内申点を攻略した」
ように見えるかもしれません。
でも、私の感覚は少し違います。
スポーツでも試験でも、何を評価されるのか分からないまま頑張るより、
評価基準を知ってから
努力した方が合理的! ということです。
100メートル走の評価なのに、腕立て伏せだけを一生懸命やっても仕方ありません。
内申も同じです。
「この教科は4だから、もっと頑張ろう」
では曖昧です。
何が4なのか。
5になるには何が足りないのか。
そこまで分解すると、やることが見えます。
親ができるのは「努力する場所」を整理すること
もちろん、実際に学校生活を送り、テストを受け、課題に取り組むのは子ども本人です。
ただ、中学生が自分一人で、
「この評価項目が弱いから、次はここを改善しよう」
と分析して動くのは簡単ではありません。
そこで家庭では、
成績を上げることより、「どこを上げれば評定につながるのか」を一緒に整理する
ことを意識しました。
提出期限を管理する。
評価結果を見る。
弱い部分を探す。
必要なら先生に評価基準を確認する。
その情報をもとに、次に頑張る場所を決める。
この繰り返しです。
DランクからCランク、そしてBランクへ
結果として、
中学1年:Dランク
↓
中学2年:Cランク
↓
中学3年:Bランク
と内申ランクは上がっていきました。
中学3年の後半には、Bランクの中ほどまで上げることができました。
もちろん、すべてが提出物のおかげではありません。
本人の学力が上がったこともありますし、テストの成績も影響しています。
ただ、
「取れるはずの評価を、提出物やちょっとした取りこぼしで失わない」
という家庭での取り組みは、間違いなくプラスだったと思っています。
内申点は「あと少し」を探してみる
もし、
「うちの子、なかなか評定が上がらないな」
と感じているなら、一度成績を細かく見てみてください。
定期テストなのか。
小テストなのか。
提出物なのか。
授業中の課題なのか。
すべてを頑張ろうとすると大変です。
でも、
「あと少しで評定が一段階上がりそうな教科」
を探すと、やるべきことが見えてくる場合があります。
特に北海道の高校受験では、中学校3年間の評定が内申点として使われます。
だからこそ、
「もっと勉強しなさい」ではなく、「どこを改善すれば評定が上がるのか」
を親子で考える。
わが家では、それを続けた結果、DランクからBランクまで上げることができました。
内申点は、ただ通知表が返ってくるのを待つものではありません。
まずは、
現在の評価を分解して、あと何が足りないのかを見る。
そこから始めてみると、家庭でできることが意外と見つかると思います。
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