学校の先生と道コン、どっちを信じる?志望校を決める時の考え方

スーツの男性のイラスト。学校の先生or道コンの結果のテキストあり。 内申点・ランク

「学校の先生には厳しいと言われた。でも道コンではそこまで悪くない。」

札幌で高校受験をしていると、こんな状況になることがあります。

わが家もそうでした。

学校の先生からは、志望校を少し下げる選択肢も考えてみては、という話がありました。

一方、道コンを見ると、

「本当にそこまで厳しいのかな?」

という数字も出ていました。

最終的にわが家では、学校の先生の意見も参考にしながら、合否の可能性を見るときは道コンをかなり重視しました。

この記事では、なぜそう判断したのかを書いてみます。


学校では学力テストABCが大きな判断材料になる

北海道の中学3年生には、学力テストA・B・Cがあります。

学校の先生と進路について話すときも、この結果は大きな判断材料になります。

もちろん、学校の先生は普段の成績や内申、本人の様子なども知っています。

その意味では、進路相談をするうえで非常に重要な存在です。

ただ、一つ気になることがありました。

学力テストABCの点数だけで、本当に上位校への合格可能性を判断できるのだろうか?

ということです。

高得点でも上位層では差がつきにくかった

学力テストCでは、数学が98点でした。

ところが偏差値は63.6

学力テストAでは、社会が93点でした。

でも、偏差値は63.8でした。

90点台を取っても偏差値は60の前半。

これは、テストが悪いという意味ではありません。

ただ、上位校を狙う生徒同士では、高得点すぎて差がつきにくいと感じました。

学校の学力テストは、受験に非常に熱心な生徒だけが受けるわけではありません。

さまざまな学力層の生徒が受験します。

その集団の中での偏差値を見るのと、

実際に高校受験を意識して模試を受けている集団の中で、自分がどこにいるのかを見ること。

これは少し意味が違うと考えました。

道コンで一番見ていたのは「合格可能性」ではない

道コンを受けると、

「合格可能性39%」

「合格可能性58%」

などの数字が出ます。もちろん気になります。

でも、わが家ではパーセンテージ以上に見ていた数字がありました。

それが、
“志望校内順位” です。

ある回の道コンでは、第一志望としてその高校を書いていた生徒が約430人。

その中で、うちの子は240位前後でした。

合格可能性は39%。

39%だけを見ると、

「かなり厳しいのでは?」

と思います。

でも、第一志望者約430人の中で240位。

募集人数が約320人だと考えると、私はこの数字を見て、

「これは十分、勝負になる位置では?」

と考えました。

もちろん、
道コンを受けていない受験生もいます。

順位がそのまま本番の順位になるわけでもありません。

それでも、

実際に同じ高校を志望している受験生の中で、自分がどのあたりにいるのか

が数字として見える。

これは、志望校を判断するうえで非常に大きな材料になりました。

「39%」と「430人中240位」では見え方が違う

ここは、保護者としてかなり印象に残っています。

合格可能性 39%

だけを見ると、不安になります。

でも、

第一志望者約430人中240位
募集人数約320人

と見ると、少し景色が変わります。

もちろん、

「240位だから絶対に受かる」

という話ではありません。

しかし、

「無謀な受験なのか」

それとも、

「十分勝負になる受験なのか」

を考える材料にはなります。

わが家では、合格可能性の数字そのものより、

志望者集団の中での順位

を重視しました。

学校の先生と道コンは「どちらが正しい」ではない

ここで誤解してほしくないのは、

学校の先生より道コンの方が正しい

と言いたいわけではないことです。

学校の先生には、学校の先生にしか分からない情報があります。

普段の授業態度。

内申点。

学習の安定性。

本人の性格。

これまでの進路指導の経験。

こうしたものを含めてアドバイスしてくれます。

一方、道コンの強みは、

同じ高校を目指している受験生の中で、現在どの位置にいるのかを数字で確認できること

だと思っています。

つまり、

学校の先生と道コンでは、

見ているものが違う。

そう考えると分かりやすいと思います。

最終的には3つの材料でGoサインを出した

わが家では、最終的に志望校を下げずに受験することにしました。

判断材料は、大きく3つありました。

1つ目は、道コンの志望校内順位

2つ目は、年明けに取り組んだ公立高校の過去問で、410~420点程度を取れていたこと

3つ目は、その年の倍率が例年より低かったことです。

この3つを合わせて、

合格安全圏ではない。
でも、十分に勝負にはなる!

と判断しました。

学校の先生からは少し厳しいという見方もありました。

それでも、数字を一つずつ確認すると、

「無謀な挑戦ではない」

と思えました。

模試は「合格判定」より中身を見る

道コンを受けると、どうしても合格可能性のパーセンテージに目が行きます。

でも、私はそれだけを見る必要はないと思っています。

例えば、

  • 第一志望にしているのは何人か。
  • その中で自分は何位なのか。
  • どの科目で点を取れているのか。
  • 過去数回で順位が上がっているのか。

こうした情報まで見ると、模試から得られるものはずっと増えます。

「58%だから大丈夫」

「39%だから無理」

ではなく、

その数字がどうやって出ているのかを見る。

保護者としては、
こちらの方が大切だと思います。

志望校を決めるときは、複数の物差しを使う

高校受験では、

「学校の先生がこう言ったから」

「道コンが○%だったから」

と、一つの情報で志望校を決めたくなります。

でも、どちらか一つに決める必要はありません。

わが家では、

学校の先生の意見
+ 道コンの志望校内順位
+ 過去問の点数
+ 倍率

を並べて判断しました。

そして結果として、志望校を下げずに受験しました。

まとめ|学校は相談相手、合否判断では道コンの順位も見る

学校の先生は、子どものことをよく知っています。

ですから、進路について相談する相手として非常に重要です。

ただ、

「この高校で実際に勝負になるのか?」

を考えるとき、わが家では道コンの情報をかなり重視しました。

特に参考にしたのは、合格可能性のパーセンテージではなく、

第一志望者の中で自分が何位なのか

という数字です。

高校受験は、一つの数字だけでは判断できません。

学校の先生の意見も聞く。

道コンも見る。

過去問も解く。

倍率も確認する。

そのうえで、

「うちの子は、この高校で勝負になるのか」

を家庭で考える。

わが家では、この考え方で最終的な志望校を決めました。

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