高校受験の話になると、必ず聞かれることがあります。
どうしたら、子どもが勉強するようになる?
うちの子たちも、最初から大人しく机で勉強はしてくれませんでした。
ご褒美を用意したり、スマホを取り上げたり、様々な方法を試しました。
でも、わが家で一番効果があったのは、もっと単純でした。
勉強習慣がつくまで親も同じ空間にいる!
これを徹底しました。
「勉強しなさい」だけでは動かなかった
「そろそろ勉強したら?」
「テスト近いけど大丈夫?」
親としては言いたくなります。
でも、伝えただけで自分から机に向かえるなら、そもそも困らないのです。
そこでわが家では、
勉強の時間は、親も同じ部屋にいる
ようにしました。
親は本を読んでもいい。
パソコンを触っていてもいい。
とにかく、子どもだけを部屋に残し、
「じゃあ1時間勉強しておいて」
と伝えることを止めました。
勉強習慣がないうちは、まず机に向かう時間を作る
最初から、
「今日は何を勉強する?」
「自分で計画を立てて」
と求めても難しい子はいます。
だったら最初は、
机に向かっている時間そのものを確保する。
わが家ではここから始めました。
正直、子どもからすれば、
「見張られている」
と感じることもあったと思います。
でも、勉強する習慣ができるまでは、親が少し付き合うしかないと考えていました。
毎日繰り返しているうちに、
「この時間は勉強する時間」
という形が少しずつできていきました。
親が教えるより「教えてもらう」
もう一つ、よくやっていたことがあります。
親が先生になって、
「これはこう解くんだよ」
と教えるのではありません。
逆です。
子どもに教えてもらいます。
例えば数学なら、
「これ、なんでこうなるの?」
「この式はどこから出てきたの?」
「私にも分かるように説明して」
と聞きます。
すると、子どもは自分の頭の中にある知識を言葉にしなければなりません。
説明できれば、かなり理解しています。
逆に、
「えーっと…、」
とアウトプットができなければ、本人も理解が曖昧な部分に気づきます。
一緒に問題を解く感覚でもいい
親が全部分かっている必要もありません。
むしろ、
「私も分からないから、一緒に考えよう」
「私も知りたいから、一緒に調べよう」
くらいでいいと思います。
問題を読んで、
「私はこれだと思うけど、違う?」
「なんでこっちはダメなの?」
と聞く。
一緒に問題を解いていると、勉強が完全に「一人でやらされる作業」ではなくなります。
わが家では、この形がかなりハマりました。
ご褒美や罰より、まず環境を作る
もちろん、
「テストで○点取ったら○○を買う」
ご褒美が有効な子もいるでしょう。
叱られたくないという気持ちで、必死に勉強する子もいるかもしれません。
でも、わが家では長続きしませんでした。
結局、一番確実だったのは、
勉強する時間になったら、親もそこにいる。
そして、
「勉強しなさい」ではなく、
勉強に一緒に参加する。
これでした。
ずっと見張る必要はない
もちろん、高校受験が終わるまで毎日ずっと隣にいる必要はありません。
目的は監視することではなく、
一人でも机に向かえる状態を作ること。
習慣がついてくれば、親が離れても勉強するようになります。
最初は一緒にいる。
少しずつ任せる。
わが家では、そんな感じで距離を取っていきました。
「勉強する子に変える」より、勉強できる環境を作る
子どもの性格を急に変えることは難しい。
常に高いモチベーションを保つのも難しい。
でも親には、
勉強する時間と環境を作ること
はできます。
そして、分からない問題があったら、
「教えて」と子どもに説明してもらう。
わが家では、この積み重ねが勉強習慣につながりました。
「何度言っても机に向かわない」
と困っているなら、
まずは一度、
同じ空間で一緒に勉強時間を過ごしてみる。
そこから始めてもいいと思います。



